「クルピタ丸」は腰を守る ~楽にタイヤの履き替えをする強い味方~
そろそろスタッドレスタイヤを外す時期になってきました。
以前はショップにお願いしていたのですが、ここ数年は自分で交換しています。
ショップにお願いするメリットはもちろんたくさんあるのですが、少しの工夫をすれば意外と簡単にタイヤの付け替えはできます。
ショップでタイヤの付け替えをする場合の手順を書いてみますね。
- ショップに予約を入れる。(自分でやれば割愛できる)
- 物置からタイヤを車に乗せる。
- ショップに時間までに行く。(自分でやれば割愛できる。)
- 受付、作業終了までの待ち時間、途中でセールスあり、作業料金の支払い。(ここがストレス)
- 物置にタイヤをしまう。
次に自分でタイヤの付け替えをする場合の手順を書いてみますね。
- 物置からタイヤをだす。
- 作業スペースや手順に沿って交換作業。(むずかしそう?)
- 物置にタイヤをしまう。
比べてみれば一目瞭然なのですが、作業スペースの確保と、作業手順が大変そうという部分だけクリアできれば明らかに自分でやった方が楽なんです。
作業スペースの確保は確かに大変かもしれません。自宅の駐車場が広ければよいのですが、スペースが限られる場合や平らでないとジャッキアップに危険が伴います。さすがに道路でやろうなどとは絶対に避けてほしいところですが、ぜひ身近なところで探してみてください。
作業手順ですが、これは知識と道具で補えます。
ジャッキアップは可能であればフロアジャッキがベストですが、私は車載のジャッキをドリルドライバーで持ち上げています。
電動ドライバー選びのポイントは「パワーのあるドリルドライバーを選ぶ」ということです。本当はインパクトドライバーでやればいいのですが、かなりの騒音が出ます。騒音とパワーはなかなか一致しませんね。あとは、ジャッキとつなぐビットを忘れずにそろえることです。
私はジャッキを使う前に、からの状態でジャッキにモリブデングリースを差して数回上げ下げしています。これで全然軽さが変わります。びっくりするくらいです。
実際のジャッキアップのまえに、タイヤストッパーを交換するタイヤの対角線側にかけておきます。
ジャッキアップする前にホイールナットを少し緩めておきます。ジャッキアップしてからではタイヤが一緒に回ってしまったりするからです。
いよいよジャッキアップします。ジャッキアップポイントをしっかり確認し、手で回して半固定し、がっちりかかっていることを確認してからドリルドライバで持ち上げます。やってみるとあっけないくらいです。これまで手回しでジャッキアップしていたのは何だったんだと思うほどです。
ここで、秘密兵器「クルピタ丸」の登場です。
これを使うメリットは、タイヤを外すときの中腰でのタイヤ保持、抜き、移動交換、取り付けるタイヤの保持、穴合わせという、一番腰に負担がかかる作業が劇的に楽になるということです。それほど高価なものではないので、絶対にお勧めです。
取り付け交換が終われば最後はトルクレンチで確認しましょう。四本すべてが終われば作業終了です。
初めてですと最初の一本はもたもたするので時間がかかってしまうかもしれません。でも二本目からは劇的に早いです。
タイヤの付け替えはショップで4千円くらいかかります。スタッドレスをつけて、ノーマルに戻してとなると年に8千円くらいかかります。自分でやる道具をそろえることに換算すれば1年分から2年分の費用ですみます。
スタッドレスタイヤの取り付け・取り外しの負担軽減に一度検討されて日かがでしょうか?
この記事を書いた人
電子機器の試作会社、老舗出版会社、通信系IT企業を経由して、現在は兼業ブロガー。SDGsに貢献しつつ、生活の中で課題をもって購入した商品のレビュー、プチ旅行の紹介、忘れつつある記憶の記録など、おおむね個人の趣味を綴ったブログにしたいと思います。
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