Macユーザー必見! Macでの仮想化体験をアップグレード:Parallels DesktopのアンインストールとVMware Fusion Proのセットアップ方法

まいどはやです。久しぶりにMacネタです。

目次

私のモバイル環境:M1のMacBook Air

私のパソコン環境は基本的にはWindowsなのですが、時々Macのことを尋ねられたり、大抵のことはスマホで出来ちゃう世の中になった今でもモバイルPCを持ち歩かなければならないときがあって、MacBook Airも所有しています。

MacBook AirはM1の最小構成なのですが、大抵のことはこれで済んじゃいます。

一番のお気に入りは電池が持つこと、二番目にカッコいいことです。

「Parallels Desktop for Mac」

そんなわけでMacBook Airを持ち歩いているのですが、やはりどうしてもWindows環境を持ち歩きたい機会も多く、一昨年「Parallels Desktop for Mac」を導入しました。

「Parallels Desktop for Mac」を選んだ理由は当時M1のMacBook AirでWindowsを利用できるおそらく唯一の環境だったからです。

その後、Macの環境も変化して、様々なアプリケーションやツール類が非インテルCPUに対応しました。

その意味では「Parallels Desktop for Mac」の一強ではなくなったのですが、仮想化ソフト「VMware Fusion」の個人利用が無料になったとのニュースを聞いて、この際は「VMware Fusion」に乗り換えちゃおうということになりました。

ありがとう、そしてさようなら「Parallels Desktop for Mac」

念のために行っておくと、「Parallels Desktop for Mac」に特段の不都合はありませんでした。

ビックリするくらいWindows環境を再現してくれていて、出先での作業や検証にも不都合を感じたことはありませんでした。

しかし、親切心と受取ながらも、個人的見解としては頻繁にバージョンアップを勧められたりして若干辟易としておりました。それとバージョンアップは有料なので、この木に無料で使える環境へ移行しようとするものです。

こういった親切な?メッセージが頻繁に出てきて…

まずは、「Parallels Desktop for Mac」とのお別れの儀、アンインストールから。

Macのアンインストールは基本的にはゴミ箱へぽいでオッケーなのですが、アプリケーションが起動したままでは当然削除できません。

覚えとして手順を記録しておきます。

「Parallels Desktop for Mac」の削除手順

「Parallels Desktop for Mac」の仮想マシンを削除する

「Parallels Desktop」のアイコンを右クリックします。
「終了」をクリックして「Parallels Desktop for Mac」を終了します。
再度、「Parallels Desktop」のアイコンを右クリックして、「コントロールセンター」をクリックします。
「コントロールセンター」が開きます。
「Windows11」のあたりで右クリックするとこのような画面になりますので、「削除 Windows11]をクリックします。
メッセージをよく確認します。私はこの環境での仮想マシンを二度と使用しないので「ゴミ箱に移動」をクリックしました。
仮想マシンが削除されると「インストールアシスタント」の画面になります。
「Parallels Desktop for Mac」の削除は出来ているので、「×」などでウインドウを閉じて終了です。

「Parallels Desktop for Mac」アプリケーションを削除する

「Finder]をクリックします。
「アプリケーション」から「Parallels Desktop」を右クリックします。
「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
「Parallels Desktop」が起動している状態だとこのメッセージが出ます。「OK]をクリックします。
上のメッセージが出た場合は、デスクトップ画面に戻って「Parallels Desktop」のアイコンを右クリックします。
「終了」をクリックします。「Parallels Desktop」が終了します。
再度「Finder」を開いて「アプリケーション」から「Parallels Desktop」を選んで右クリックし、「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
「Touch ID」を使用するか、パスワードを入力するかで「Parallels Desktop」の削除が完了します。

Parallels Toolboxの削除

「Parallels Toolbox」を選び右クリックします。「開く」をクリックします。
この画面から右上の歯車をクリックします。
「Parallels Toolboxを終了」をクリックします。
再びこの画面から「Parallels Toolbox」を選んで右クリックします。
「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
「Parallels Toolbox」が削除されました。

「VMware Fusion」をインストールする

先日の VMware by Broadcom によると、これまで有償だった「VMware Workstaion Pro」と「VMware Fusion Pro」 が、個人利用 (Personal Use) に限り無償で利用できるようになったとのこと。

MacBook上で、Windows 11やLinuxを使うことが出来ます。

それでは引き続き、個人利用の検証としてダウンロードし、実際にインストールしてみたので覚えとして手順を記録しておきます。

「VMware Workstaion Pro」と「VMware Fusion Pro」の違い

「VMware Workstation Pro」と「VMware Fusion Pro」は、どちらもVMware社によって開発された仮想化ソフトウェアですが、主な違いは対応しているオペレーティングシステム(OS)にあります。

VMware Workstation Pro:

WindowsやLinuxを実行しているPCユーザー向けに設計されています。
複数のOSを仮想化し、PC上でクラウドやビッグデータアプリケーションを実行できるようにします。

VMware Fusion Pro:

macOSを実行しているMacユーザー向けに設計されています。
Windowsや他のプログラムを仮想化し、Macコンピュータで使用できるようにすることが目的です。

今回はM1搭載のMacBook Airにインストールするので「VMware Fusion Pro」を選択します。

まずはダウンロードまでがちょっとややこしい

はじめにBroadcom サポートポータルにログインするためのユーザープロファイルを作成します。

2023年6月22日現在のURLはこちらでした。

右上の「Register」から入るとユーザープロファイルが作成できます。(画面のスクショで手順を残そうかと思いましたがほぼほぼ個人情報だらけなので割愛しました。ご容赦ください。)

ユーザープロファイルが出来たらこのページを開き下にスクロールしていきます。

このページを下にスクロールしていきます。
ここにダウンロードのリンクが貼ってあります。「VMware Fusion Pro Download」をクリックします。
先程登録したプロファイルでログインします。
画面が換わりダウンロード画面になります。「VMware Fusion 13 Pro for Personal Use」の右の「>」をクリックします。
ここでは最新版の「13.5.2」をクリックします。(個人的には最新版を選べば大丈夫と考えています。)
「I agree to ~」の左のチェックボックスをクリックして、ダウンロードボタンをクリックします。
これがダウンロードボタンです。

こうしてしばらくするとダウンロードされます。ダウンロード先はブラウザの種類や設定によって換わりますのでご確認ください。

いよいよ「VMware Fusion Pro」のインストール

ダウンロードされたファイルをダブルクリックします。(Chromeの例)
インストールが開始されます。「VMware Fusion」というロゴをクリックします。
「開く」をクリックします。
「同意する」をクリックします。
「VMware Fusion 13 Proに個人使用のライセンスを付与します。」にチェックを入れて「続ける」をクリックします。
インストールが開始し、しばらくするとこの画面になるので、「完了」をクリックしてインストール完了です。
引き続きWindowsのインストールが始まります。最新のWindowsをマイクロソフトから直接ダウンロード出来ます。
「MicrosoftからWindowsを取得」を選んで「続ける」をクリックします。
手順の流れを確認して「続ける」をクリックします。
Windowsのエディションはプロフェッショナルとエンタープライズの2種が選択可能でした。
裏技でホームエディションの使用も出来るようですが未確認です。
エディションと言語を選択して「Windowsのダウンロード」をクリックします。
ここからはご自身の環境に合わせてセットアップを続けてください。

まとめ

今回は「Parallels Desktop」から「VMware Fusion Pro」への乗り換えについて記事にしてみました。

パソコン関連ではAI真っ盛りという状況で、Copilot+ PCの話題などが気になりますね。

私のMacBook AirはM1機なので少々古くなってしまいましたが、まだまだ十二分に活用が出来ます。

今後は仮想マシン上でWindows11だけでなく、ubuntuなども使ってみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

電子機器の試作会社、老舗出版会社、通信系IT企業を経由して、現在は兼業ブロガー。SDGsに貢献しつつ、生活の中で課題をもって購入した商品のレビュー、プチ旅行の紹介、忘れつつある記憶の記録など、おおむね個人の趣味を綴ったブログにしたいと思います。

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