まいどはやです。
少し前に「寿がきや 富山ブラック ~衝撃の見た目と癖になるスパイシーさ~」という記事を書きました。
あれ以来、スーパーに行くたびに「富山ブラック」を探していて、ついに先日、「ニュータッチ 凄麺」コーナーを発見しました。

ところがですよ!
ないんです。 なぜか「富山ブラック」が!
さては、不健康そうな見た目のインパクトと「富山ブラック」の知名度の低さから陳列していないのだな。
そう勝手に理解してネットで箱買いしてみました。

ニュータッチのいいところは麺がとにかくよいです。寿がきやさんの「富山ブラック」と比べると、スープはどちらも捨て難くおいしいですが、麺の違いは歴然。さすがは凄麺です!
今度は生めんなど、いろいろ取り寄せてみたいと思います。
◇ルーツ
1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業に従事していた食べ盛りな若者のランチとして、また汗をかく肉体労働者のための塩分補給として、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったのがルーツである。この時は屋台であったが、後に屋号を「大喜」として富山市西町に店を構えた。2000年頃、当時の店長が閉店を決意したが、有限会社プライムワンが屋号を買い取り、「西町大喜」の店名で多店舗展開した。
この頃、富山のラーメン情報を扱う草の根の電子掲示板で、「大喜」に加え「麺家いろは」「竜豊(現在は閉店)」「めん八」「万里」といった富山県内の比較的黒いスープのラーメン屋を総称して富山ブラックと呼ぶようになった。これらの店舗の中には、当初違う種類のラーメンを提供していた店や「中華料理店」の類であったものが、注目度の上昇に合わせて富山ブラックに主軸をシフトしたところも少なくない。
◇特徴
2007年夏季に大手メーカーから発売された富山ブラックの即席麺
「ご当地ラーメン」ではあるが、富山市内の特定の店舗のラーメンが発祥であり、もとより富山県内で色の濃いスープのラーメンがメジャーだったわけではない。ご当地ラーメンとして知名度を獲得し、提供される店舗が大幅に増えた現在も、シェアの面で多数派の地位を得るには至っていない。元々肉体労働や運動後の塩分補給、あるいは飯を添えて食べることを意識した味付けであり、総じて塩辛い味付けであることが特徴。この味付けは客が店に飯を持ち込み、ラーメンをおかずとして食べるというスタイルの中で生まれたものである。飯持ち込みが当たり前であった誕生当時の伝統を引き継ぎ、発祥の地である「大喜」西町本店ではライスをメニューに含めていない(大喜の他店舗や後発のラーメン店ではほとんどがライス注文可能)。盛りのサイズは大と小があるが、一般的には小で他のラーメン店の並の大きさである。
スープは醤油の濃度が高く、さらに上から大量の粗挽き黒胡椒をかけられており、胡椒の風味が強い塩辛さを引き立てている。トッピングはメンマ、ノリ、など普通のラーメンと変わりはないが、比較的ネギの量が多い。またメンマがかなり塩辛い場合がある。麺は太く、少し固めの店が多い。
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