100均クリーナーの正解ルートを徹底攻略!クエン酸・重曹・セスキ・過炭酸ナトリウムの使い分けガイド

100円ショップの掃除コーナーに並ぶ、「クエン酸」「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「過炭酸ナトリウム」。どれも環境に優しそうで魅力的ですが、いざ使おうとすると「鏡のウロコにはどれ?」「換気扇のベタベタには?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

掃除を効率化する最大の秘訣は、**「汚れの性質と逆の性質で中和すること」**を理解することにあります。今回は、家事アドバイザーの視点から、これら4つの洗剤をどのように使い分けるのが正解か、詳しく解説します。

1. 水回りの白い汚れに!唯一の酸性「クエン酸」

今回ご紹介する4つの中で、唯一の「酸性」洗剤なのがクエン酸です(pH2.0前後)。酸性であるため、アルカリ性の汚れを中和して溶かすのが得意です。

向いている汚れ: 蛇口や鏡にこびりついた「白いガリガリ」とした水垢、お風呂の椅子などの石鹸カス、トイレの尿石やアンモニア臭、電気ポット内のカルキ汚れなどです。

注意点: 揮発性がないため、乾くと白く残ることがあります。最後はしっかり洗い流しましょう。また、**塩素系洗剤と混ぜると有害なガスが発生するため「絶対に併用厳禁」**です。鉄を錆びさせたり、大理石を溶かしたりする性質がある点も要注意です。

2. 「削る・吸い取る」が得意な「重曹」

重曹はpH8.2前後の弱アルカリ性です。洗浄力そのものは穏やかですが、粒子が細かく水に溶けにくい性質を活かした**「研磨作用」**が最大の特徴です。

向いている汚れ: 鍋の焦げ付き(煮出し洗い)や、コンロ周りの軽い油汚れに向いています。また、酸性の臭い(靴箱やゴミ箱の生臭さ、足の臭いなど)を中和して消臭する効果も抜群です。

注意点: 汚れを落とすというより「削り取る」「臭いを吸い取る」イメージで使うのが正解です。アルミ製品に使うと黒ずむ原因になるため避けましょう。

3. 油汚れの特効薬!「セスキ炭酸ソーダ」

重曹よりもアルカリ強度が強く(pH9.8前後)、水に非常に溶けやすいのがセスキ炭酸ソーダです。

向いている汚れ: 換気扇のベタベタやコンロの飛び散り油など、重曹では太刀打ちできない「脂っこい汚れ」に最適です。また、ドアノブの手垢やスイッチ周りの皮脂汚れ、タンパク質を分解する力が強いため血液汚れや襟袖の洗濯にも向いています。

アドバイス: 水に溶かして「セスキ水」としてスプレーボトルに入れておくと、家中のお掃除に重宝します。ただし、洗浄力が強いため、肌が弱い方は手袋を着用しましょう。

4. 漂白・除菌・消臭の最強助っ人「過炭酸ナトリウム」

いわゆる「酸素系漂白剤」の主成分で、pH10.5前後とナチュラル洗剤の中で最もパワーがあります。水に溶けると活性酸素を出し、その酸化力で汚れを分解・漂白します。

向いている汚れ: 湯呑みの茶渋、ふきんのシミ抜き、洗濯槽の裏側のカビ、排水口のヌメリなど、頑固な着色や見えない菌の除去に効果を発揮します。

使い方のコツ: 40度〜50度のお湯で使うのが最も効果的です。放置するだけで汚れを剥がし取ってくれるため、家事の時短にも繋がります。塩素系のようなツンとした臭いがないのも嬉しいポイントです。

まとめ:汚れに合わせた「相性」を見極める

掃除の「正解ルート」はシンプルです。**水回りのガリガリ汚れには「クエン酸」、油や皮脂のベタベタ汚れにはアルカリ性の3つ(重曹・セスキ・過炭酸ナトリウム)**を使い分けましょう。

これら4つの特徴をマスターすれば、100均の洗剤だけで家中をピカピカに保つことができます。環境にもお財布にも優しいナチュラル洗剤で、賢く効率的な掃除を始めてみませんか。

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この記事を書いた人

電子機器の試作会社、老舗出版会社、通信系IT企業を経由して、現在は兼業ブロガー。SDGsに貢献しつつ、生活の中で課題をもって購入した商品のレビュー、プチ旅行の紹介、忘れつつある記憶の記録など、おおむね個人の趣味を綴ったブログにしたいと思います。

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