「打率3割・GG賞」の衝撃。巨人・泉口友汰が切り拓く遊撃手の新時代と、迫りくる石塚裕惺の足音

岡本和真の旅立ちと「巨人の新時代」

2026年1月、読売ジャイアンツの4番として君臨し続けた岡本和真選手が、メジャーリーグのトロント・ブルージェイズへと旅立ちました。4年総額6000万ドルという大型契約は、彼の日本での実績がいかに正当に評価されたかを物語っています,。主砲を失った阿部巨人にとって、今季はまさに正念場と言えるでしょう。

しかし、暗雲ばかりではありません。岡本選手という大きな背中を追ってきた若き才能たちが、今まさに芽吹き始めています。その筆頭が、昨季遊撃手として鮮烈な飛躍を遂げた泉口友汰選手です,。

リーグを震撼させた「打率3割」と「鉄壁の守備」

泉口選手は2025年シーズン、プロ2年目にしてジャイアンツのショートに定着しました。特筆すべきは、その打撃成績です。リーグ4位の154安打を放ち、規定打席到達者ではセ・リーグで小園海斗選手(広島)と彼のみ、両リーグ合わせてもわずか3人という**打率3割(.301)**を達成したのです。

彼の打撃を支えたのは、意外にも「偶然の産物」でした。自主トレを共にする師匠・岡本和真選手と同じ型のバットを使用していましたが、それが彼には重すぎたため、バットを短く持って振るしかありませんでした。しかし、その結果としてコンタクト率が向上し、三方向に打ち分けるスプレーヒッティングが開花したのです,。

また、守備面ではさらに圧倒的な数値を叩き出しています。セイバーメトリクスの指標であるUZR(守備による失点増減)は「11.9」を記録し、12球団の遊撃手で断トツの1位となりました。守備範囲を示すRngR(9.4)もトップであり、ファンからも「マジで守備が変わった」「妥当な受賞」と拍手喝采を浴び、ゴールデン・グラブ賞とベストナインの2冠を手中に収めました,。

故郷・和歌山で培われた「人間力」

泉口選手の強さの根源は、その歩んできたキャリアと「人間力」にあります。和歌山県御坊市出身の彼は、4歳上の兄の影響で野球を始め、中学時代に春夏連覇を果たした藤浪晋太郎選手(当時・大阪桐蔭)に憧れて大阪桐蔭高校へ進学しました,。

大阪桐蔭の西谷浩一監督からは、**「現状に満足するな」「人間力を磨け」**という言葉を授かり、日常生活の小さなことがすべて野球につながるという教えを今も胸に刻んでいます。その後、青山学院大学、NTT西日本を経てドラフト4位で巨人に入団しましたが、社会人時代には「自分には突出したものがないから、すべてを底上げしてプロを目指す」と、地道な努力を続けてきました,。

2026年、石塚裕惺との「遊撃手サバイバル」

名実ともに「球界No.1遊撃手」の階段を上り始めた泉口選手ですが、2026年シーズンはさらなる激戦が予想されます。阿部慎之助監督は「レギュラーは白紙」と明言しており、そこへ挑むのが2年目の逸材、石塚裕惺選手です,。

石塚選手は昨季、1年目ながら2軍で打率.327という驚異的な成績を残し、1軍でも初安打を記録しました,。今年の漢字に「掴」を掲げ、「開幕1軍とレギュラー獲得」を本気で狙っています。石塚選手はかつての坂本勇人選手を彷彿とさせる大型内野手であり、この1月の自主トレでは坂本選手に弟子入りするなど、着実に力を蓄えています。

実績、指標ともに完璧な泉口選手に対し、若さと爆発力を秘めた石塚選手。このハイレベルな争いこそが、岡本選手を欠いたチームを活性化させる原動力となるはずです。

冷静沈着な名手が目指す先

「俺のココを見ろ!」というポイントに対し、泉口選手は**「冷静さ」**と答えています。どんな場面でも一定のマインドでプレーし、焦りを見せない。その堂々とした姿は、かつて名門のショートを守り抜いた坂本勇人選手の面影を重ねずにはいられません,。

泉口選手は今月、ブルージェイズ入りが決まった岡本選手らとの合同自主トレに参加し、さらなる成長を誓っています。師匠は海を渡りましたが、彼が残した「重いバット」から始まった縁は、泉口選手という新しいスターを誕生させました。

2026年、泉口選手が掲げる目標は明確です。「リーグ優勝、日本一。個人としては開幕一軍」。冷静な名手が熱い闘志を胸に、巨人の新時代を不動のものにする瞬間を、私たちは目撃することになるでしょう。

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(補足情報:情報源以外) このブログで紹介した泉口選手のUZRなどの詳細なデータや、他球団の補強状況については、今後のオープン戦などの結果によって変動する可能性があるため、最新のスポーツニュースなどで継続的にチェックすることをお勧めします。

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この記事を書いた人

電子機器の試作会社、老舗出版会社、通信系IT企業を経由して、現在は兼業ブロガー。SDGsに貢献しつつ、生活の中で課題をもって購入した商品のレビュー、プチ旅行の紹介、忘れつつある記憶の記録など、おおむね個人の趣味を綴ったブログにしたいと思います。

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