読売ジャイアンツにおいて、2026年シーズンに最も注目すべき選手の一人が、プロ5年目を迎える中山礼都選手です。2002年生まれの彼は、今年「うま年」の年男としてさらなる覚醒を目指しています。昨シーズン、自己最多となる103試合に出場し、攻守で存在感を示した若武者が、今まさに大きな転換期を迎えています。
1. 「外野手」への登録変更とその勝算
2026年1月、中山選手に関して大きなニュースが飛び込んできました。それまで内野手として登録されていましたが、今季から正式に**「外野手」へと登録が変更**されたのです。
この決断の背景には、昨シーズンの起用法があります。昨年4月にプロ入り後初めて外野守備に就くと、夏場以降は右翼(ライト)でのスタメン出場が急増しました。阿部監督は、中山選手について**「うちの外野手の中で一番守備範囲が広いというデータも出ている」**と高く評価しています。さらに、昨季記録した6補殺はセ・リーグの外野手でトップタイを記録しており、その強肩は大きな武器となっています。
「開幕から名前の通りライトを守って、ずっと守っていられるように頑張りたい」と語る本人の言葉からは、激戦区の外野でレギュラーを掴み取る強い決意が感じられます。
2. AIが予測する2026年の「覚醒」
ファンの間で話題となっているのが、AIによる中山選手の今季成績予想です。その予測数値は、これまでの実績を大きく上回る衝撃的な内容となっています。
• 出場試合数:130試合
• 打率:.297
• 本塁打:12本
• 打点:68打点
• OPS:.785
昨シーズン(2025年)の成績が打率.265、7本塁打、32打点であったことを考えると、この予測はまさに「完全なるブレイク」を意味しています。AIがこの飛躍を予想する根拠として、2025年に待望のプロ初本塁打を記録したことや、速球対応のための打撃フォーム改善、そして外野手として出場機会を確保し続けるチャンスが高いことが挙げられています。
3. 飛躍のきっかけとなった「メンタルの変容」
中山選手が技術以上に進化を遂げたのがメンタル面です。本人が振り返るターニングポイントは、2024年9月7日のDeNA戦、9回2アウト1、2塁での代打の場面でした。
それまでの中山選手は「打てなかったら二軍行きだ」とネガティブに考えてしまう傾向がありました。しかし、その打席では**「打てなくても仕方ない、自分のスイングをしよう」**と吹っ切れて打席に入り、相手の守護神・森原投手から同点タイムリーを放ちました。この一打をきっかけに、「結果を恐れずに楽しむ」という井上温大投手のようなマインドセットを手に入れ、CSでの初本塁打など勝負強さを発揮するようになったのです。
4. 熾烈なライバル争い
もちろん、レギュラーへの道は平坦ではありません。内野にはドラフト1位の石塚選手、2位の浦田選手、3位の荒巻選手といった強力なライバルが加入しました。中山選手自身は「周りよりも自分次第」と冷静さを保っていますが、チーム内の競争は激化しています。
主戦場となる外野に目を向けても、日本ハムからFA加入した松本選手や新外国人のキャベッジ選手、さらに丸選手や佐々木選手といった実力者がひしめき合っています。この激戦区で、AIの予想通り「3番・右翼」や「5番・中堅」としての地位を確立できるかが、チームの連覇・日本一への鍵となるでしょう。
結びに
23歳となった中山礼都選手は、今オフも「孤独なトレーニング」で己を磨き続けています。バッティングフォームの進化と、外野手としての圧倒的な守備範囲。これらが噛み合ったとき、AIが予測した「打率3割・10本塁打以上」という数字は、現実のものとなるはずです。
「報われるまで努力する」という座右の銘を胸に、背番号40が東京ドームを駆け抜ける姿から目が離せません。
中山礼都選手の2026年シーズンは、まるで草原を力強く駆ける馬のように、一気にスターダムを駆け上がっていく時間になるに違いありません。

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