まいどはやです。
函館から大船遺跡を訪ねて大沼に向かう途中で立ち寄った道の駅。
「道の駅 しかべ間歇泉公園」について書きたいと思います。
ちょうど数週間前から北海道のお寺で“巨大な水柱が出現したとニュースで見ていたので、間歇泉という言葉に惹かれて立ち寄った次第です。
間歇泉というのはどういうものかというと...
間欠泉の仕組み
空洞説
空洞説は、地下にある空洞に溜まった地下水が地熱により温められる。水蒸気となって地表に噴出するという説である。空洞説を最初に提唱したのは、1811年でアイスランドで研究と調査を行ったJ・マッケンシーである。日本では、本多光太郎、寺田寅彦らによって研究された。本多、寺田は、熱海温泉にあった大湯間欠泉をモデルとして理論構築を行った。垂直管説
垂直管説は、ドイツ人のロベルト・ブンゼンにより1847年に提唱された。地面に対して比較的垂直に噴出管があり、噴出管内に地下水が溜まる。溜まった地下水は、地熱により加熱され、下層部が沸点に達する。下層部が沸騰を始めると、生じる水蒸気の泡が噴出管内を上昇し始め、それに押し出される形で緩やかな湧出が地表で開始する。噴出管内の泡が増すにつれ、管内の水圧が低下する結果、下層部の沸点が下がり、一気に沸騰(突沸)を始め、激しい噴出が始まる。しばらく噴出が続くと管内の熱水が無くなって噴出は終了し、休止期間に入る。
いろんな説明や説があるようですが、要は不思議な自然現象であるということだけはわかりました。
さて、道の駅としてはこじんまりしていますが、内容は盛りだくさんです。
ホームページも充実していますのでご覧になってくださいね。
トイレ・休憩・食事・お土産という基本機能の他に「間歇泉」「足湯」という機能がそろっています。
「通りかかったので立ち寄った」のですが、「ここを目的に来た」というのもよいかと思います。
オススメです。
「間歇泉」「足湯」は有料です。
大人は300円ですが、有料でも行くべきです!
10分間隔で間歇泉が吹き上がります。
で、どこで見るか?
軽く興味のある方は「足湯に入りながら眺める」をオススメしますが、それなりに興味のある方は、「二階から噴出口を見下ろしながら全体を見る」ことをオススメします。
この道の駅は海沿いにあります。
ウミネコがたくさん翔ぶ姿がまた感傷的でした。
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