タイヤの硬度計 ~スタッドレスタイヤの本当の寿命を考える~
まいどはやです。
3月となり、少しづつ暖かい日が増えてきました。暑さ寒さも彼岸までといいますが、春も近いと感じる今日この頃です。
さて、先日はアジアンタイヤの話をしましたが、今日はスタッドレスタイヤのお話です。
ここ20年ほどは、12月から3月までの期間、スタッドレスタイヤを装着しています。
雪が降っても職場に行かねばならないことや、遠方の親せき宅に急遽いかねばならないことなどが想定され、保険のつもりで履き続けています。
ここで悩まされるのがスタッドレスタイヤの寿命です。
ブリジストンタイヤのホームページには…
「実はスタッドレスタイヤは新品時から50%摩耗したところで氷雪路性能を引き出すことが難しくなるのです。ですからブリヂストンでは50%摩耗したら交換することをおすすめしています。この50%摩耗の目安となるのがブロックとブロックの間の溝にあるプラットホームと呼ぶ突起。スタッドレスタイヤにはサマータイヤ同様に残り溝が1.6mmとなったことを示す突起のほかに、50%摩耗の目安となるギザギザが刻まれた突起があります。この突起の高さがブロックと近くなってきたら、新しいスタッドレスタイヤへの交換を検討するようにしましょう。ブリヂストンのスタッドレスタイヤは発泡ゴムを採用しています。摩耗しても新たな気泡が現れるため、3シーズン目、4シーズン目と使用開始後も氷上性能が低下しづらいというのが特徴ですが、溝がなくなってしまったらその性能に期待することはできません。そもそも柔らかな素材でできているスタッドレスタイヤですから、乾いた舗装路ではタイヤの減りも早くなります。3シーズン目も4シーズン目も長く使いたいという方は、適切なタイミングでスタッドレスタイヤとサマータイヤを使い分けるようにすると良いでしょう。」
こんな風に書かれているのですが、地元のディーラーも自動車用品専門店も口をそろえて「二冬が限度」といいます。タイヤメーカー直販店のみが、「使用状況や保管状況で寿命はまちまちで一概に言えませんが、タイヤゴムが固くなると性能は落ちます。適切な保管方法であればメーカーの言うように3シーズン目以降も使えます」とのこと。
さらに色々調べた結果、「タイヤの硬度が60を超えるとスタッドレスタイヤとしての性能が発揮されません。」というのが多くのサイトの共通した見解のようでした。
そこで私はスタッドレスタイヤの着脱時に硬度計で測定して寿命を確認しています。
タイヤを売る方は安全安心の範囲として二冬といっているのでしょう。しかしスタッドレスタイヤって高いですよね。できれば安心とコストのバランスをとりたいところです。
皆さんも硬度計を使って寿命の確認をしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、保管方法やタイヤの溝や傷などのチェックはお忘れなく。
この記事を書いた人
電子機器の試作会社、老舗出版会社、通信系IT企業を経由して、現在は兼業ブロガー。SDGsに貢献しつつ、生活の中で課題をもって購入した商品のレビュー、プチ旅行の紹介、忘れつつある記憶の記録など、おおむね個人の趣味を綴ったブログにしたいと思います。
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