まいどはやです。
先日から車のエンジンの調子が悪く、エンジンをかけるとアイドリングにならずにそのままエンストしたり、ひどいときには信号待ちでエンストしたりしていました。
信号待ちにエンストすると怖いですよね。
年式の古い車で距離も走っているので、「とうとう限界か」という気持ちになりました。
ちなみに車は平成19年式で18万キロ走行しています。
私は結構長く乗り続けるタイプで、たいていは15万キロくらいは普通に乗り続けます。
これまでの最長距離は27万キロで11年間乗ったミニバンでした。
そういった中でも初めての経験でしたので、この不具合は心配でした。
バッテリーか?
まずはバッテリーを疑いました。
コロナ禍となってからは毎日動かすわけでもなく、しかも距離は近場のため短距離です。
当然バッテリーにとっては良い環境ではありません。
そこで手持ちのバッテリーチェッカーで調べてみました。
結果は「良好」。交換から1年半を過ぎていますが、さすがは高価なバッテリー!
パナソニックのPanasonic ( パナソニック ) 国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用 N-80B24L/C7【ブルーバッテリー安心サポート付き】は最近の過酷な使用状況でも元気です。
ついでに発電系も調べてみたところ電圧は出ています。
ということはバッテリー系ではないとの結論に至りました。
燃料系か?
次に怪しいと思ったのは燃料系です。
ネットでも、燃料ポンプと燃料フィルターに不具合があるとアイドリング時にエンストしたり、ひどくなると走行中にエンストして危険だとのこと。
さらに最近の車はポンプとフィルターが一体化していて一式交換するとかなり高額な修理費になるとのこと。
これは困った。何とか手軽に治すことはできないものかと思案していたところ、ガソリン添加剤で改善することがあるとの情報を得ました。
商品を調べてみると、価格と評判で、ワコーズ F-1 フューエルワン ガソリン(2サイクル・4サイクル)・ディーゼル兼用洗浄系燃料添加剤 200ml F101の一択でした。
早速使ってみると速攻で何かが変わったという感じではありませんでしたが、確かに吹き上がりがよくなったと実感しました。
しかし残念ながら問題のエンストは解消されませんでした。
やっぱり修理工場にもっていって、燃料ポンプと燃料フィルターを見てもらうしかないな、と覚悟を決めました。
もしかして吸気系?
そうこうしているうちにネットで「スロットルバルブが汚れているとアイドリング時にエンストする」という記事を見つけました。
しかも、DIYでクリーニングすれば低コストで済むとのこと。
もしそうであればこれほど助かることはありません。
しかし、作業離れた方なら問題のでしょうが、私には少々荷が重い感じ。
①スロットルバルブを露出してキャブレタークリーナーを吹き付けてウエスでぬぐい取る。
②コンピュータをリセットする。
この二つなのですが、できそうな感じもするし、できなさそうな気もするし。
で、結局は知り合いの修理工場に車をもっていって、かくかくしかじかで、「スロットルバルブの汚れではないか」と。
すると整備士さんも、「私もそう思います」とのこと。
その場で早速作業をしてくださいました。
まず、スロットルバルブにつながっている蛇腹のホースをドライバーで緩めます。下の写真はバンドを緩め、ホースをスロットルバルブから外したところ。

下の写真は、スロットルバルブを正面側からみたところ。
アクセルを吹かすと中央の横棒についた金色の円盤が動き、開口部の大きさが変わります。
円盤の回り、特に下の部分に黒い汚れがついているのが分かります。
これを先ほど紹介したキャブレタークリーナーで汚れを浮かしてウエスでふき取る作業を何度か続けます。
下の写真は作業後の写真。黒い汚れが取れているのが分かります。(ピンボケでごめんなさい)

すべて元に戻して、エンジンをかけると???症状が改善しました。
エンストが気になるようになってからはアイドリングが600rpmと低めでしたが、800rpmで安定しました。
その後も100Kmほど様子を見ながら走行しましたが問題なく、症状が完全に改善しました。
この夏もあちらこちらに出没することができそうです。
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